○都城市消防吏員服制規則
平成25年3月6日
規則第14号
都城市消防吏員服制規則(平成18年規則第252号)の全部を改正する。
(趣旨)
第1条 この規則は、消防組織法(昭和22年法律第226号)第16条第2項の規定に基づき、都城市消防吏員の服制に関し必要な事項を定めるものとする。
(服装の着用心得)
第2条 消防吏員は、この規則の規定にしたがい、服装及び容儀を端正にし、消防吏員としての品位を保たなければならない。
(服装の斉一)
第3条 所属長は、消防吏員の服装の斉一を図ることに努めなければならない。
(服制)
第4条 服制は、別表のとおりとする。
(服装の区分)
第5条 服装の区分は、次のとおりとする。
(1) 正規の服装
(2) 活動服装
(3) 防火服装
(4) 救急服装
(5) 救助服装
(服装の着用基準)
第6条 服装の着用基準は、次のとおりとする。ただし、消防局長が必要と認める場合は、この限りでない。
(1) 正規の服装は、次に掲げる場合に着用すること。
ア 辞令交付式のとき。
イ 儀式及び祭典に参列するとき。
ウ 表彰を行い、又は受けるとき。
エ 消防局及び消防署において、毎日勤務者(正規の勤務時間が月曜日から金曜日までのすべての日に割り振られている者をいう。)として執務するとき(作業等に従事する場合を除く。)。
(2) 活動服装、救急服装及び救助服装は、前号に掲げる場合以外の場合に職務に応じて着用すること。
(3) 防火服装は、消防訓練に従事する場合で必要があるとき及び消防活動に従事する場合に着用すること。
(着用期間)
第7条 冬期用貸与品及び夏期用貸与品の着用期間は、次のとおりとする。ただし、気候その他の事由により消防局長が必要と認めた場合は、着用期間を変更することができる。
(1) 冬服 11月1日から翌年の5月31日まで
(2) 夏服 6月1日から10月31日まで
(腕章の着用)
第8条 消防局長及び所属長は、勤務上又は職務上の必要があると認める場合は、消防吏員に腕章を使用させることができる。
(私服の着用)
第9条 渉外業務等に従事する消防吏員については、所属長が必要と認める場合に限り、私服を着用することができる。
(補則)
第10条 この規則に定めるもののほか、必要な事項は、消防局長が定める。
附則
(施行期日)
1 この規則は、平成25年4月1日から施行する。
(経過措置)
2 この規則の施行の際現に貸与されている被服等については、この規則の規定にかかわらず、当分の間、なお使用することができる。
附則(令和3年9月15日規則第45号)
この規則は、令和3年11月1日から施行する。
附則(令和6年2月9日規則第6号)
この規則は、令和6年4月1日から施行する。
別表(第4条関係)
正規の服装 | 制帽 | 色 | 濃紺色とする。 | ||||||
製式 | 男性 | 円形とし、前ひさし及びあごひもは、黒色とする。 あごひもの両端は、帽の両側において金色金属製消防章各1個でとめる。 形状は、図のとおりとする。 | |||||||
女性 | 円形つば型とし、帽のまわりに濃紺又はその類似色のリボンを巻くものとする。 形状は、図のとおりとする。 | ||||||||
き章 | 銀色金属製消防章をモール製金色桜で抱擁する。 台地は、濃紺色とする。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||||||||
周章 | 男性については、帽の腰まわりには黒色のななこ織を巻き、消防司令以上の場合にはじゃ腹組金線及びじゃ腹組黒色線を、消防司令補の場合にはじゃ腹組黒色線を巻くものとする。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||||||||
冬服 | 上衣 | 色 | 制帽と同様とする。 | ||||||
製式 | 前面 | 男性 | 折りえりとする。 胸部は、二重とし、消防章をつけた金色金属製ボタンを2行につける。 形状は、図のとおりとする。 | ||||||
女性 | 打合わせを右上前とするほかは、男性と同様とする。 | ||||||||
階級章 | 黒色の台地とし、上下両縁に金色ししゅう状を施し、中央に平織金線及び銀色消防章をつける。 階級章は、右胸部につける。ただし、消防局長の職にある者は、これをつけないことができる。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||||||||
消防長章 | 銀色の台地とし、金色線3条及び黒色線2条を配し、中央に、いぶし銀色の桜葉及び銀みがきの桜花で囲んだはめ込みの金色消防章を配する。 消防長章は、階級章の上部につける。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||||||||
そで章 | 黒色しま織線1条に消防司令補以上はじゃ腹組金線1条を消防士長はじゃ腹組銀線1条を表半面にまとい、その下部に消防司令以上の場合には、金色金属製消防章をつける。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||||||||
えり章 | 左えりに、市を表徴するバッジ1個をつける。 | ||||||||
下衣 | 色 | 上衣と同様とする。 | |||||||
製式 | 男性 | 長ズボンとする。 形状は、図のとおりとする。 | |||||||
女性 | 長ズボン、スカート又はキュロットスカートとする。 形状は、図のとおりとする。 | ||||||||
夏服 | 上衣 | 色 | 淡青色とする。 | ||||||
製式 | 前面 | 男性 | シャツカラーの半そでとする。 淡青又はその類似色のボタンを1行につける。 形状は、図のとおりとする。 | ||||||
女性 | 打合わせを右上前とするほかは、男性と同様とする。 | ||||||||
肩章 | 外側の端を肩の縫目に縫い込み、えり側を淡青又はその類似色のボタン1個でとめる。 | ||||||||
下衣 | 色 | 制帽と同様とする。 | |||||||
製式 | 冬服下衣と同様とする。 | ||||||||
活動服装 | 活動服 | 上衣 | 色 | 濃紺色とし、えり、肩及び背面上部にオレンジ色を配する。 | |||||
製式 | 長そでとし、胸部左のポケット上部及び背面上部に消防本部名を表示する。 通気性、難燃性、強度、帯電・静電防止等の機能性に優れたものとする。 形状は、図のとおりとする。 | ||||||||
ズボン | 色 | 濃紺色とする。 | |||||||
製式 | 長ズボンとする。 通気性、難燃性、強度、帯電・静電防止等の機能性に優れたものとする。 形状は、図のとおりとする。 | ||||||||
半袖活動服 | 上衣 | 色 | 濃紺色とし、袖にオレンジ色を配する。 | ||||||
製式 | 半そでとし、胸部左のポケット上部に消防本部名を表示する。 通気性に優れたものとする。 | ||||||||
防火服装 | 防火帽 | 帽体 | 色又は地質 | 砲金色の強化合成樹脂又は堅ろうな材質とする。 | |||||
製式 | かぶと型とし、内部に頭部の震動を防ぐ装置をつける。前後部にひさしをつけ、あごひもは、合成繊維製とする。 形状は、図のとおりとする。 | ||||||||
き章 | 銀色消防章を金色桜で抱擁する。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||||||||
周章 | 帽の後部に1条ないし3条の赤の反射線をつける。 寸法は、図のとおりとする。 | ||||||||
しころ | 色又は地質 | オリーブグリーン色の耐熱性防水布とする(特別救助隊はネイビー色とする。)。 | |||||||
製式 | 取り付け金具により帽体に付着させるものとし、前面は、両眼で視認できる部分を除き閉じることができるものとする。 形状は、図のとおりとする。 | ||||||||
防火衣 | 上衣 | 色又は地質 | オリーブグリーン色とする。袖の一部にベージュ色を配する。 | ||||||
製式 | 内衣を設け、肩及びその前後に耐衝撃材を入れ、上前はマジックテープ及びファスナー式とし、ポケットは左右側腹部及び左右胸部に各1個をつけふたをつける。 背面上部に消防本部名を表示する。 形状は、図のとおりとする。 | ||||||||
ズボン | 色又は地質 | オリーブグリーン色とする。膝下の一部にネイビー色を配する。 | |||||||
製式 | サスペンダー及びバンドを取り付けたズボンとし、ひざに耐衝撃材を入れ、ポケットは両ももの側面に各1個をつけふたをつける。 形状は、図のとおりとする。 | ||||||||
救急服装 | 救急服 | 上衣 | 色又は地質 | 明るい青みの灰色で、難燃性のものとする。 | |||||
製式 | 長そでとし、胸部左のポケット上部及び背面上部に消防本部名を表示する。 形状は、図のとおりとする。 | ||||||||
ズボン | 色又は地質 | 暗い灰色で、難燃性のものとする。 | |||||||
製式 | 長めのタックを入れた長ズボンとし、両もも及び左右後方に各1個のポケットをつける。 左右後方のポケットはボックスプリーツ上切替え仕立てとする。 形状は、図のとおりとする。 | ||||||||
救助服装 | 救助服 | 上衣 | 色又は地質 | オレンジ色で難燃性のものとする。 | |||||
製式 | 開きんの長そでとし、胸部左右に各1個のポケットをつける。 胸部左のポケット上部及び背面上部に消防本部名を表示する。 形状は、図のとおりとし、図中二重斜線の部分は当て地とする。 | ||||||||
ズボン | 色又は地質 | 上衣と同様とする。 | |||||||
製式 | 長ズボンとし、両ももの側面に各1個のポケットをつける。 形状は、図のとおりとし、図中二重斜線の部分は当て地とする。 | ||||||||
その他 | 保安帽 | 色又は地質 | 白色の強化合成樹脂又は堅ろうな材質とする。 | ||||||
製式 | 丸型とし、内部に頭部の震動を防ぐ装置をつけ、あごひもは、合成繊維製とする。 形状は、図のとおりとする。 | ||||||||
き章 | 銀色消防章とする。 | ||||||||
周章 | 防火帽帽体と同様とする。 | ||||||||
作 業 帽 | 色 | 濃紺色とする。 | |||||||
製式 | 前ひさしは、地質と同じものとし、飾りひさしとする。前面に直接デザインをししゅうしたものとする。 形状は、図のとおりとする。 | ||||||||
防寒衣 | 製式 | 男性 | 折りえりとする。 ブルゾンとする。 | ||||||
女性 | 男性と同様とする。 | ||||||||
雨衣 | 上衣 | 地質 | 防水性及び透湿性に優れたナイロン製とする。 | ||||||
製式 | 前面は、ファスナー及びボタンで留める。前面左右にふた付の腰ポケットを各1個つける。 フードは、前面に透明ビニールをつけ、えり回りをボタンで留める。 胸及び背部に反射テープをつける。 背面上部に消防本部の名称を表示する。 形状は、図のとおりとする。 | ||||||||
ズボン | 色又は地質 | 上衣と同様とする。 | |||||||
製式 | 長ズボンとする。 | ||||||||
手袋 | 儀礼用 | 白色の織物製とする。 | |||||||
作業用 | 革製又は難燃性の合成繊維製とする。 | ||||||||
バンド | 黒色の皮製又は合成繊維製とし、前金具の中央に消防章をつける。ただし、活動用は、濃紺色の合成繊維製とし、前金具の色は、銀色とする。 救急用は、白色の合成繊維製とし、前金具の色は、銀色とする。 救助用は、オレンジ色の合成繊維製とし、前金具の色は、銀色とする。 | ||||||||
靴 | 黒色の革製の短靴、黒色の編上式半長靴又は黒色のゴム製の半長靴(踏抜き防止板を挿入する。)とする。ただし、防火用は、黒色の先芯入り踏抜き防止鋼板入りの防水長靴とする。 |
備考
1 制帽若しくは冬服又は夏服についてその一部にオレンジ色を配し、又は冬服若しくは夏服と併せて用いるエンブレム、ネクタイ等についてオレンジ色を基調としたものとすること等により、冬服、夏服等の一部にオレンジ色を配するものとする。
2 冬服及び夏服に併せて、必要に応じ、ベストを着用することができる。
3 形状に関する図に示しているポケット、ボタンの数及び位置については、図と異なるものとすることができる。
図(数字は、寸法を示し、その単位は、ミリメートルとする。)
制帽 | |||
女性 | 男性 | ||
消防章 | き章 | あごひも留め消防章 | |
周章 | |||
消防司令補 | 消防監 | ||
消防士長 消防副士長 消防士 | 消防司令長 | ||
消防司令 |
夏服 | 冬服 | ||
後面 | 前面 | 後面 | 前面 |
スカート | ズボン | ||
ボタン | キュロットスカート | ||
階級章 | |
消防士長 | 消防監 |
消防副士長 | 消防司令長 |
消防士 | 消防司令 |
消防司令補 | |
消防長章 |
冬服上衣そで章 | |||
消防司令補 | 消防司令 | 消防司令長 | 消防監 |
消防副士長 消防士 | 消防士長 | ||
活動服 | ||
ズボン | 後面 | 前面 |
防火帽 帽体 | |
背面 | 正面 |
側面 | しころ |
き章 | |
防火衣 | |
上衣 | 下衣 |
救急服 | ||
ズボン | 後面 | 前面 |
救助服 | ||
ズボン | 後面 | 前面 |
保安帽 | ||
側面 | 背面 | 正面 |
作業帽 | ||
側面 | 背面 | 正面 |
雨衣 | |
後面 | 前面 |
ズボン | フード |
防火帽帽体及び保安帽につける階級周章